コロナ下、柔道で初の全国大会 講道館杯、対策徹底し開幕

 新型コロナウイルスの感染拡大後、柔道で初の全国大会となる講道館杯全日本体重別選手権が31日、千葉市の千葉ポートアリーナで開幕した。感染リスクが懸念される中で無観客開催などの対策を徹底して行われた。

 全日本柔道連盟(全柔連)は入場者全員に検温、直近2週間の健康記録表の提出を義務付けた。四つの試合場の畳は1時間おきに消毒し、畳のそばに足裏の消毒用マットを配備。審判員はマスクを着用した。各試合後に「感染防止が第一優先。試合が終わった選手は退出するようお願いします」とのアナウンスで、試合場周辺から離れることを呼び掛けた。

 11月1日まで2日間開催の予定。

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