野口啓代 久々代表ユニで充実2位「懐かしい感じ」
「スポーツクライミング・トップオブザトップ」(31日、石鎚クライミングパークSAIJO)
日本代表選手を対象とした特別大会が無観客で開幕し、初日はボルダリングが行われた。女子決勝では東京五輪代表の野口啓代(31)=TEAM au=は最終課題を登れず2位、五輪代表入りの可能性を残す伊藤ふたば(18)=TEAM au=は3位だった。中村真緒(20)=青学大=がゾーン獲得数の差で優勝した。
久々に日本代表のユニホームで挑んだ野口は、最終課題を登れず2位に終わったが「懐かしい感じがした。うれしかった」と、充実感。国内では徐々に五輪競技も再開されており、来夏の五輪へ「延期が決まって半年たつが最初は中止かなと思っていたが、今はできると信じて頑張れている。一戦一戦、一課題一課題がカウントダウンになる」と、力を込めた。