“新ビーチの妖精”坂口&村上礼組 競り負けるも五輪代表決定戦へ「手応え」

 石井美樹(左)のスパイクを懸命にブロックする坂口佳穂(提供 JVA BEACH)
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 「ビーチバレー・マイナビジャパンツアー2020立川立飛大会」(31日、タチヒビーチ)

 男女1回戦が行われ、女子で“新ビーチの妖精”坂口佳穂(24)=マイナビ/KBSC、村上礼華(23)=ダイキアクシス=組は、石井美樹(30)=荒井商事/湘南ベルマーレ、村上めぐみ(35)=オーイング=組に0-2(23-25、17-21)で敗れた。石井、村上めペアは1日の準決勝に進出した。男子の石島雄介(36)、白鳥勝浩(44)組=ともにトヨタ自動車=はストレート勝ち。男女各8組によるトーナメント方式の大会は、1日に決勝まで行われる。

 華麗に舞い続けたものの、一押しが足りなかった。国内ランク6番手の坂口、村上礼組は、トップに君臨するペアに競り負け。坂口は「最後まで勢いをぶっ通そうと思ったけど途切れ途切れで、勢いをなくされた」と悔しさをにじませた。

 新型コロナウイルスの影響で、20年唯一の開催となる国内ツアー。開幕試合に登場し、主導権を握られた第1セットはジュースへ持ち込み、第2セットも一進一退の攻防を繰り広げたが、相手の強打などに屈した。

 東京五輪代表決定戦は来年5、6月(会場未定)に行われる。五輪ランク上位6組が出場し、優勝ペアは代表に決まる。村上礼は「相手と以前対戦したときより手応えがあった」と自信をつけた様子。再戦の可能性もあるその日まで、研さんを積んでいく。

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