「サーフィン・ジャパンオープン」（１日、千葉県一宮町釣ケ崎海岸）

　来年５月の東京五輪最終予選を兼ねたワールドゲームズ（ＷＧ＝世界選手権に相当、エルサルバドル）の出場権を懸け、東京五輪会場で行われた。女子１回戦は１９年ＷＧ代表の前田マヒナ（２２）が１組を全体トップの１２・３３点で１位通過した。

　五輪出場のラストチャンスとなる大会で、１回戦から本気度を見せつけた。３本目の波乗りで豪快に何度も技を繰り出し、男女を通してこの日の最高得点となる７・５０点をマーク。２本の波乗りの合計点も男女トップで、堂々の１位通過を果たした。

　東京五輪に出場するためには、今大会で松田詩野を除いた最上位となってＷＧ出場権を獲得し、ＷＧで結果を残す必要がある。まずは２回戦に向け「（１回戦は）私の１００パーセントのサーフィンを見せられなかった。次はレベルアップしたい」と貪欲に話した。