元NBAケンプ氏「大麻は鎮痛剤よりも安全」現役時代の使用告白と米サイト
NBA屈指のパワーフォワードとして活躍し、オールスターに6回出場したショーン・ケンプ氏(50)が現役時代の大麻吸引を告白した、と1日(日本時間2日)、米ゴシップサイトTMZが伝えた。
ケンプ氏は89年ドラフトでシアトルを本拠地としたスーパーソニックス(現サンダー)から1巡目全体17位で指名された。その強靭な肉体でゲームを支配したことから「レインマン(ReignMan)」の異名をもち、03年までソニックスやキャバリアーズなど、4チームでプレー。通算1051試合、1試合平均14・6点、8・4リバウンドン成績を残し、オールスターにも6度選出された。
引退後の05年4月にコカインと大麻所持で、06年4月にも大麻所持で逮捕されている同氏は、TMZの取材に対し、「俺たちはプレーしていた時も大麻は吸っていた」と、自身だけでなく他の選手も違法薬物を使っていたことを告白。故障した患部の痛みを緩和させるには中毒性があり、人体に危険な鎮痛剤よりも大麻の方がかなり安全な代用品だったとも話したという。
ケンプ氏は大麻合法州のひとつ、ワシントン州のシアトルで10月に大麻販売店をオープンさせたとも伝えた。