サーフィン前田マヒナ、絶好調1組トップ ビックウエーブで連続技「すごくラッキー」
「サーフィン・ジャパンオープン」(2日、一宮町釣ケ崎海岸)
来年5月の東京五輪最終予選を兼ねたワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当、エルサルバドル)の出場権を懸け、東京五輪会場で行われた。女子準々決勝では18年WG代表の川合美乃里(19)が2組を10・87点でトップ通過。1組は前田マヒナが1位、脇田紗良が2位で3日の準決勝に進んだ。東京五輪出場権を持つ松田詩野は同組3位で敗者復活3回戦に回った。男子は大原洋人が準決勝に進出した。
WG出場に向け、前田の勢いが止まらない。1日に合計点で男女最高得点をマークしたが、準々でも早々にビックウエーブで連続技を繰り出し、7・17点。合計11・30点で、昨年の五輪予選に出場した選手が勢ぞろいした戦いを制した。「2人が左側にいたので、(右側にいた自分が)たまたま乗れた。すごくラッキーでうれしい」と笑顔で振り返った。