小平奈緒 22年北京五輪へ「自分のスケート高めていきたい」
スピードスケート女子で、平昌五輪500メートル金メダルの小平奈緒(34)=相沢病院=が3日、オンラインで会見した。約1年3カ月後に迫る22年北京五輪へ「五輪はその時を駆け抜けるもの」と表現し「自分のスケートをどんどん高めていきたい」と語った。
今季はコロナ禍でW杯前半戦の中止が決まったため、国内戦を中心に活動する。海外を転戦する例年とは調整方法が異なるが、時差や長時間の移動がないからこそ、トレーニング方法やオフの取り方も試せるといい「先を考えて不安になるより、こういう状況を必死になって乗り越えてみるのが、必ずプラスに働くと思う。環境の変化が与えてくれる挑戦を、思う存分楽しめるシーズンにできたら」と前向きに語った。