モーグル・堀島“追い風”で絶対王者に勝つ
全日本スキー連盟は5日、都内で本格的なシーズン開幕に向けた記者会見を行い、モーグルの堀島行真(22)=トヨタ自動車、ジャンプの小林陵侑(23)=土屋ホーム=らが出席した。
新型コロナウイルスの影響で不透明な状況だが、22年北京五輪に向けた重要なプレシーズン。2季連続のW杯総合2位の堀島は、総合9連覇中の“絶対王者”ミカエル・キングズベリー(カナダ)に挑戦状を叩きつけた。「昨年はW杯10戦で3勝。残り7回はキングズベリー選手が勝った。今年は5、6回勝って、ランキング1位を狙いたい」と、キッパリ。今季のルール改正により、滑りにおいて堀島の得意なカービングの得点割合が増える。「追い風だと思う。強みを生かしたい」と意気込んだ。