樋口新葉がSP首位発進 フリーで3A挑戦へ「不安要素ほとんどない」フィギュア東日本

 「フィギュアスケート・東日本選手権」(6日、小瀬スポーツ公園アイスアリーナ)

 12月の全日本選手権(長野)進出を懸けて開幕した。女子ショートプログラム(SP)は、昨年の全日本選手権2位の樋口新葉(19)=明大=が70・71点で首位発進した。

 昨季から使用しているSP「バード・セット・フリー」の冒頭は、幅のあるダブルアクセルを着氷。続く3回転ルッツ-3回転トーループもしっかりと決めると、演技後半の3回転フリップも着氷し「最初から最後まで余裕を持って滑れた」と笑顔で振り返った。

 昨季と大きく異なるのは「余裕」という。「練習しているときも、試合のアップをしているときも、焦ってないなと。焦らないで落ち着いて全部やることをやっている感じがする」と樋口。心身ともに充実した練習をこなせているからこそ「自信も少しずつついてきた」と手応えを口にした。

 フリーでは大技トリプルアクセル(3回転半)にも挑戦予定。「不安要素が今はほとんどない状態なので。思い切り跳ぶことが今の自分に必要」と力強く語った。

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