上田藍、37歳最年長V狙う「切り開く」トライアスロン日本選手権
トライアスロンの日本選手権(8日、東京・お台場海浜公園)に出場する主要選手が7日、オンラインで前日会見を行った。女子で五輪3大会連続出場の上田藍(37)=ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター=は、優勝すれば男女通じて大会最年長記録となるだけに「ベテランといわれるのをしみじみと感じる。先月37歳になり、最年長で何か新しいものを切り開けるいいレースができれば」と4年ぶり6度目の日本一に意欲を燃やした。
一方、前回覇者の高橋侑子(29)=富士通=は女子初の3連覇が懸かっており、「今まで3連覇を成し遂げた人はいない。王手なので、達成したいという気持ちが強くある」と力を込めた。
今年は新型コロナウイルスの感染防止を考慮し、通常の距離(51・5キロ)の半分の25・75キロ(スイム=750メートル、バイク=20・6キロ、ラン=5キロ)で行われる。