樋口新葉がV トリプルアクセルは着氷乱れる「試合の演技だとやはり難しい」

 優勝した樋口新葉のフリーの演技(代表撮影)
 優勝した樋口新葉のフリーの演技(代表撮影)
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 「フィギュアスケート・東日本選手権」(7日、小瀬スポーツ公園アイスアリーナ)

 12月の全日本選手権(長野)進出を懸けて女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の樋口新葉(19)=明大=がフリー132・53点、合計203・24点で優勝した。

 黒と赤のシックな衣装で登場した樋口は、演技冒頭でトリプルアクセルに挑戦。着氷は乱れ成功はならなかったが、3回転半回っているとの認定はされた。その後もジャンプでミスが出たが、情熱的なプログラム「ポエタ」を演じきった。

 演技後は「目標の200点を超えられたのは良かったけど、(トリプル)アクセル失敗して、前半立て続けに失敗をしてしまった」と反省。「そういうミスがないように今シーズン練習しているので、NHK杯では次で崩れないような演技を目指したい」と話した。

 そのトリプルアクセルについては「(演技直前の)6分(間練習)でも降りられたし、朝の公式でも降りられていたので、そこは練習の成果が出たと思うけど、試合の演技だとやはり難しい」と振り返った。曲中だと、曲なしでの練習と「スピード感やコースの感じが少し違うのかなと思う」という。「1回試合で降りれれば自信もつくと思う」と今後の挑戦へ、手応えを語った。

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