相撲の全国学生選手権第1日は7日、埼玉県立武道館で個人戦が行われ、モンゴル出身のプレブスレン・デルゲルバヤル(日体大4年)が決勝で西川登輝(中大4年)をはたき込みで破り、初優勝した。外国出身の学生横綱は同じモンゴル出身で2016年のバーサンスレン・トゥルボルド(現十両水戸龍)以来3人目。大相撲の幕下15枚目格付け出し資格を得た。
デルゲルバヤルは準々決勝で一昨年覇者の菅野陽太(中大4年)を押し出し、準決勝では優勝候補筆頭だったカザフスタン出身のバルタグル・イェルシン(日大4年)を上手投げで撃破。2連覇を狙った中村泰輝(日体大2年)はベスト16で敗退した。