史上初の異常事態 2場所連続初日から複数横綱不在 白鵬、鶴竜の診断書発表
「大相撲11月場所・初日」(8日、両国国技館)
日本相撲協会は休場者の診断書を発表した。横綱鶴竜(35)=陸奥=は「腰椎すべり症による腰痛の増悪のため11月場所の休場を要する」との診断で3場所連続の休場。
横綱白鵬(35)=宮城野=はすでに「右膝関節鏡手術、術後血症で今後約2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出。同じく3場所連続休場となっている。協会広報部によれば、2場所連続で複数の横綱が初日から不在となるのは史上初という異常事態だ。
再入幕の琴勇輝(29)=佐渡ケ嶽=は「左変形性膝関節症に対する内視鏡手術後、左膝の腫れと痛みにて全治3週間の見込み」と診断され、休場した。