体操国際大会にIOC会長が談話 「東京五輪への道しるべ」

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は8日、新型コロナウイルスの影響による東京五輪の延期決定後、五輪競技では日本国内で初めての国際大会が体操で開催されたことを受け「10点満点。東京五輪の成功に向けて重要な道しるべだ」との談話をIOCの公式ツイッターで発表した。

 感染予防策を講じて内村航平(リンガーハット)ら4カ国のトップ選手が出場し、約2千人が観戦した。当初広島での開催も検討した大会は、IOC委員を務める国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長が各国や日本政府、企業と調整し、来夏に五輪を控える東京での実現にこぎ着けた。

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