小平奈緒、5年ぶり国内敗戦 バランス崩し大きく減速…「失敗の原因突き詰める」

 「スピードスケート・全日本選抜競技会帯広大会」(13日、明治北海道十勝オーバル)

 開幕し、女子500メートルの小平奈緒(34)=相沢病院=が38秒30で2位となった。郷亜里砂(イヨテツク)が38秒28で優勝。小平が国内大会の同種目で敗れるのは2015年12月以来。男子500メートルは村上右磨(高堂建設)が34秒93で1位。日本記録を持つ新浜立也(高崎健康福祉大職)は16位だった。女子3000メートルは高木美帆(日体大職)が4分05秒96で優勝した。

 女子500メートルの小平は最初のカーブの出口でバランスを崩し、左手をリンクについた。大きく減速し、同走の郷に0秒02差で敗れた。平昌五輪を制した種目で、国内大会で勝てなかったのは約5年ぶり。「失敗には原因がある。そこを突き詰め、実力を取り戻したい」と気丈に話した。

 かつての圧倒的な強さが影を潜める第一人者。日本のトップに立ってから、世界で勝てる選手になるまでに苦労を重ねた経験がある。「国内で8割(の力)でも勝てることが、五輪の頂点を目指す上では大事。勝ちきれないのが実力」と、現状を受け止めた。

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