フィギュア GPファイナル北京開催を中止
国際スケート連盟(ISU)は13日、新型コロナウイルスの影響で、12月10~13日に北京で予定していたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルを中止すると発表した。12月のショートトラックW杯、来年2月のスピードスケート世界選手権も中止が発表された。いずれも2022年北京冬季五輪のテスト大会として開催される予定だった。
国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)が、各競技団体や北京五輪組織委員会と協議したという。
ISUによると、GPファイナルとスピードの世界選手権は代替開催を検討中。ショートトラックW杯は中止が決定した。
フィギュアスケートGPシリーズは、第2戦のスケートカナダと第4戦フランス杯が新型コロナウイルス感染再拡大のため中止。第1戦スケートアメリカ、第3戦中国杯は無観客で開催した。第5戦ロシア杯(20~22日)、第6戦NHK杯(大阪、27~29日)は予定通り実施される見込みとなっている。