乾&吉田組“秘策”ロボット演技で逆転メダル狙う アーティスティックスイミング
「アーティスティックスイミング・日本選手権」(14日、山口きらら博記念公園水泳プール)
デュエット・フリールーティーン(FR)が行われ、オープン参加した日本代表の乾友紀子(29)=井村ク、吉田萌(25)=ザ・クラブピア88=組は93・8867点だった。
ロボットを表現した新演目を実戦初披露した。カクカクとした動きが特徴的。19年世界選手権4位だった2人にとって、逆転メダルへの“秘策”でもある。井村雅代HC(70)も「ロボットは日本の優れた点。わかりやすい内容で日本をアピールするのに適している」と狙いを明かした。
同HCは「出来が悪かった」とバッサリ話したが、1年4カ月ぶりの試合経験を経て、五輪への思いは強まった。エース乾は「迷いは全くない。このまま一丸となって進んでいきたい」。逆転メダルだけを見つめている。