琴奨菊、親交深いソフトバンク・内川からは「その時が来たか」「感じるものがあった」

引退会見で感極まる琴奨菊(日本相撲協会提供)
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 「大相撲11月場所・8日目」(15日、東京・両国国技館)

 日本相撲協会は15日、元大関で十両の琴奨菊(36)=佐渡ケ嶽=の引退および年寄「秀ノ山」の襲名を発表した。同日午後、オンラインで会見を開き、親交深く、今季でソフトバンクを退団する内川聖一内野手にも引退を報告したことを明かした。

 場所前には「無我夢中」という言葉でかげましてくれるなど、同世代の勝負師として通じるものが多かった。

 伝えた際は「『その時が来たか』と言ってもらった。自分が場所前に大事な言葉をもらったりして、土俵は違うけど(ともに)結果を出して追求した。自分が先になるのは心苦しいけど、『よく頑張った。ケガしても土俵に立ってる姿に選手として感じるものがあった』と。頑張って良かったと思った」と、ねぎらいの言葉に感謝した。

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