豪首相が32年五輪招致に意欲 バッハ会長と東京で会談
【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は17日、バッハ会長とオーストラリアのモリソン首相が来日中の東京都内で会談したと明らかにした。首相は同国北東部クイーンズランド州への2032年夏季五輪招致で、政府の全面支援を約束したという。
同国メディアによると、ブリスベンやゴールドコーストなどでの開催を想定する同州は、新型コロナウイルス対応を優先するため、今年5月に招致活動の一時凍結を表明した。
32年五輪招致には南北共催案の韓国と北朝鮮や、インドネシア、インド、カタールも興味を示している。24年はパリ、28年はロサンゼルス開催が決まっている。