幕尻の志摩ノ海が1敗死守 鮮やか下手出し投げ 13日目は貴景勝と結びで直接対決
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「大相撲11月場所・12日目」(19日、両国国技館)
幕内で最も番付が低い“幕尻”ながら優勝争いトップに並んでいる志摩ノ海(木瀬)が竜電(高田川)を、下手出し投げで破って、1敗を守った。
長身の竜電に対して、下から粘り強く食らいつく。まわしに手をかけると、相手が出てくる力も生かして出し投げで転がした。
13日目は結びの一番で、大関貴景勝(千賀ノ浦)と対戦する。出場力士中最高位の相手と、幕じりの志摩ノ海がどのような相撲を見せるが注目される。
敗れた竜電は9勝3敗。13日目は小結照ノ富士(伊勢ケ浜)と対戦する。