貴景勝が宝富士を突き出す 1敗同士で13日目は志摩ノ海と直接対決
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「大相撲11月場所・12日目」(19日、両国国技館)
結びの一番で貴景勝(千賀ノ浦)が宝富士(伊勢ケ浜)を突き出し、1敗を守った。また、単独での年間最多勝となることも決めた。
幕尻の志摩ノ海(木瀬)も竜電(高田川)を下手出し投げで破って、1敗をキープ。13日目は結びの一番で貴景勝に挑む。
三役に復帰した小結照ノ富士(伊勢ケ浜)は関脇御嶽海(出羽海)を一気に寄り切って節目の10勝目を挙げた。今場所の優勝争いはもちろん、大関再昇進へ向けて、一つでも白星を伸ばしたい。
役力士では、元大関の小結高安(田子ノ浦)は大栄翔(追手風)をはたき込んで7勝目。隆の勝(千賀ノ浦)は玉鷲(片男波)を寄り切って6勝6敗の五分に星を戻した。
この日、照ノ富士に敗れた御嶽海も6勝6敗。
【優勝争い】
▽1敗 貴景勝、志摩ノ海
▽2敗 照ノ富士
▽3敗 竜電
【優勝を争う力士の13日目】
貴景勝-志摩ノ海
照ノ富士-竜電