菅首相へ「名誉九段位」を授与、全日本空手道連盟が発表 スハルト氏以来44年ぶり
全日本空手道連盟は20日、首相官邸で菅義偉首相(71)に「名誉九段位」を授与したと発表した。
菅首相は、官房長官だった2014年から空手道推進議員連盟の会長を務めており、連盟は「2020東京オリンピック(五輪)における新種目入りにご尽力いただき、競技の普及や発展に大きく貢献されたことによるもので、本年10月20日の理事会にて満場一致で決議」されたと説明。菅首相は法大時代に剛柔流空手道部の副将を務めていた。
名誉九段は菅首相が3人目。1971年11月に英国エリザベス女王の夫であるフィリップ殿下へ授与したのが初めてで、76年10月にインドネシア、スハルト元大統領へ授与して以来44年ぶりとなる。