新型コロナ感染報道のメドベージェワが現状報告「今、言えることはとてもしんどい」

 フィギュアスケート女子の18年平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(21)=ロシア=が22日、自身のインスタグラムのストーリー機能を更新した。21日にロシアメディア「Mash」などが、新型コロナウイルスに感染した報じていたが、「私の健康問題で心配をかけてごめんなさい!私は背中の不調と酷い風邪で体調を崩しています。でも、風邪の詳細については触れたくありません。私は21歳で若いので、健康や痛みについて沢山話をするのは間違っていると思うからです」と、コロナウイルスによるものかどうかは言及を避けた。

 ただ、「今、言えることは、とてもしんどいということだけです。しかし、すでに回復に向かっています。数日後には元気になると期待してます」と、現状を報告した。

 「Mash」によると、メドベージェワは当初2度検査を受け陰性。ただ、その後、コロナウイルスの症状を感じ、検査を受けた結果、陽性反応が出たという。現在は隔離されているという。

 欧州と同じくロシアでも新型コロナウイルスの第2、3波で新規感染者、死者数が増加しており、11月に入り、1日あたり約2万人の新規感染者で出ている。

 メドベージェワは今季、新型コロナウイルスの影響もあり、平昌五輪以降指導を受けていたブライアン・オーサー氏との師弟関係を解消し、エテリ・トゥトベリゼコーチを再び師事した。練習拠点をカナダからロシアへと戻した。背中の痛みなどのため、ロシアカップや現在モスクワで開催中のGPシリーズ・ロシア杯などを欠場していた。

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