駒大ルーキー・鈴木芽吹が3位 “新世紀世代”に名乗り!箱根で「インパクトのある走りを」
陸上の関東学連1万メートル記録挑戦会が23日、神奈川・相模原ギオンスタジアムで行われ、全日本大学駅伝で優勝し、来年の箱根駅伝(1月2、3日)で2冠を狙う駒大の鈴木芽吹(1年)が28分23秒87で全体3位となった。
快進撃を続ける順大・三浦龍司や中大・吉居大和と同学年の鈴木が“新世紀世代”に名を上げる快走を見せた。
1日の全日本大学駅伝では3区を走ったが、「区間賞を取りたいと思っていて、自信もあったけど区間5位。力不足だった」とほろ苦い大学駅伝デビューとなった。これまで新型コロナの影響でハーフマラソンなどにも出場できていないが、「今回1万(メートル)も初めてで、走れることは分かった。こういう風に段階的に自信をつけていければ」と悔しさも糧にさらなる成長を図る。
大学3大駅伝の出雲全日本大学選抜駅伝は中止となったため、チームは2冠を目指していく。現在は「一人一人が全日本前よりも勝てる、やれるという自信がある」と雰囲気もよくなっているという。期待のルーキーは「全日本では個人的には物足りない走りだったので、(箱根駅伝では)インパクトのある走りでチームに貢献したい。箱根で取り戻します!」と力を込めた。