ナガマツ組が男子1部に異例出稽古「攻撃的なスタイル取り入れたい」
バドミントン女子ダブルスで東京五輪出場を確実にしている永原和可那(24)松本麻佑(25)組(北都銀行)が24日、愛知県刈谷市で男子1部ジェイテクトの練習に1日限定で参加した。
異例の出稽古が実現したのは、10月のデンマーク・オープンでライバルの福島、広田組に敗れたのがきっかけ。帰国後、松本は男子ダブルスで日本一の経験があるジェイテクトの平田典靖コーチらの動画を目にし「あの攻撃的なスタイルを取り入れたい」と、所属先を通じて“入門”を願い出た。
練習では男子相手に2対3、1対2で打ち合い、不利な状況でも強く打ち込まれないように返球を工夫。平田コーチからは攻撃につなげやすくするための2人の位置関係などをアドバイスされた。
12月の全日本総合選手権を挟み、年明けからは本格的に国際大会も始まる。永原は「どれだけ変わったかを見せたい」と意欲を見せた。