シニア1年目の河辺愛菜が6位発進 トリプルアクセルは転倒 NHK杯
「フィギュアスケート・NHK杯」(27日、東和薬品ラクタブドーム)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、今季シニアデビューの河辺愛菜(まな・16)=木下アカデミー=は、63・62点で6位発進だった。
河辺は演技冒頭でトリプルアクセル(3回転半)に挑むも、転倒。続く3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプは単発になったが、演技後半の3回転フリップに3回転トーループをつけてリカバリーした。
「久しぶりに観客がいる試合ですごい緊張して、ちょっと焦ってた」と振り返ったが「その中でも落ち着いていけたのは良かった」と話した。
トリプルアクセルは、朝の公式練習では好調だったと言うが「(直前の)6分間(練習)であまり調子が良くなくて、切り替えていこうと思っていたけど、失敗しちゃったので、まだまだ練習が必要だなと思った」。フリーへ向けては「切り替えて、自分の一番の演技ができるように頑張りたい」と前を向いた。