F1、マシン大破の炎上大事故 グロージャン病院搬送も「ヘイロー」が命救った
「F1バーレーンGP・決勝」(11月29日、サキール)
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が2位、アレクサンダー・アルボン(タイ)が3位に入った。レッドブル勢のダブル表彰台は17年日本GP以来で、昨季からのホンダとのコンビでは初。メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が5連勝で今季11勝目、通算95勝目を挙げた。スタート直後の事故でレースは1時間以上中断された。
スタート直後、ハース・フェラーリのロマン・グロージャン(フランス)が他車と接触し、ガードレールに激突。マシンは大破して炎上したが、脱出し、病院に搬送された。両手にやけどを負ったものの、骨折はないという。グロージャンはチームのツイッターに動画を寄せ、18年から導入された頭部保護装置「ヘイロー」が命を救ったとし「あれがなかったら、こうして話すことはできなかっただろう」と語った。