東海大がコロナ感染で日大戦辞退 関東大学ラグビーリーグ最終戦

 関東ラグビー協会は2日、東京・秩父宮ラグビー場で5日に開催予定だった関東大学リーグ戦の1部最終戦、東海大-日大を中止すると発表した。部所属の学生、教職員から計26人の新型コロナウイルス陽性者が判明していた東海大が辞退を申し出た。同リーグで新型コロナウイルスの影響により試合が中止になるのは初。

 これにより東海大は不戦敗、日大は不戦勝扱いとなる。全試合が成立した場合に導入されるボーナスポイントの適用もなくなり、東海大と日大が勝ち点24で並ぶこととなった。また、流通経大が最終戦で勝った場合は勝ち点24で3チームが並ぶ。

 リーグは「2チームが並んだ場合」「3チームが並んだ場合」の順位決定法を事前に取り決めていたが、東海大の辞退を受け、不戦勝-不戦敗となったケースでの総得失点差の解釈などについて再協議しているという。4日までに最終的な順位決定法を示す方針だ。

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