入江陵介が7年連続9度目のV「優勝できたことをまず喜びたい」男子100平泳ぎ

 「競泳・日本選手権」(4日、東京アクアティクスセンター)

 男子100メートル背泳ぎ決勝が行われ、ロンドン五輪200メートル背泳ぎ銀メダリストの入江陵介(30)=イトマン東進=が53秒04で7年連続9度目の優勝を果たした。入江は「優勝できたことをまず喜びたい」と笑顔を見せた。

 前半こそ接戦となったが、50メートルのターンで一気に突き放し2位以下に1秒以上の差をつけてゴール。タイムに関しては「52秒台目指してたので出なかったのは残念」としたが、「(国際リーグから帰国して)いろいろばたばたしている中だったので、そう考えると合格かな」とうなずいた。

 東京五輪本番の会場で初レースとなったが「非常に泳ぎやすいプールだし、控え場所もスペースがあって距離が保てるのですごくいい」と好感触。「来年4月のオリンピック選考会もここで行われると思うので、最高の準備をして最高の泳ぎをしたい」と意気込んだ。

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