圧勝で五輪代表の新谷「ご褒美にエルメスのバッグ」 号砲前、恐怖からのつぶやき…
4日に行われた陸上・日本選手権長距離の女子1万メートルで優勝し、2大会ぶりの五輪代表に内定した新谷仁美(32)=積水化学=が5日、カンテレのスポーツ番組「こやぶるSPORTS」に生出演。スタート直前に「ご褒美にエルメスのバッグ…」と心の中で連呼していたことを明かした。
新谷は2位以下を周回遅れにする圧勝で18年ぶりの日本記録を達成した。そんな実力とは裏腹に、レース前にはツイッターで「緊張してきた ホテルから出たくない」「こわい 帰りたい」などと超ネガティブな発言をするのが常という。
4日のレースでも、スタート直前に今にも泣き出しそうな表情でアップする映像が流された。このときの心境を問われ、新谷は「ご褒美でエルメスのバッグ、ご褒美にエルメスのバッグ…という風に(心の中で)言ってました」と即答した。
MCを務める小籔千豊らから表情に「そんな顔ちゃいますやん」と突っ込まれると、「私、すごくスタート前に緊張するので。このときもまさに恐怖と緊張しかなくて…。『大丈夫だよ』って、もう一人の自分をなだめるために『エルメスのバッグ…』と言い聞かせたんです」と説明していた。