張本智和が負けた 隔離期間中に腰痛発症…練習できずも志願の出場「後悔していない」
「卓球・Tリーグ、東京1-3琉球」(5日、埼玉県内)
東京五輪男子代表の張本智和(17)=木下グループ=が今季初出場した東京は琉球に1-3で敗れて3敗目(2勝)を喫した。琉球は6勝1敗で首位。
張本は第2試合で全日本選手権4強の戸上隼輔(19)に2-3で惜敗。「緊張した部分もあるが、競り負けてしまった」と唇をかんだ。中国で8カ月ぶりの国際大会に出場後、11月下旬に帰国。14日間の隔離期間中に練習は可能となったが、腰痛を発症し、ほとんどできなかったという。この日も直前まで迷った末、出場を志願。「ベストではないが、今出せるプレーの中での結果。後悔していない」と前を向いた。
今後は21年1月の全日本(大阪)に照準を合わせ、Tリーグで鍛練を積む。「試合勘を養ういい機会。早く万全の状態で出たい」と力を込めた。