吉田祐也が2度目マラソンで初優勝 2時間7分5秒、日本歴代9位タイの好タイム

優勝し喜びを爆発させる吉田祐也(撮影・高部洋祐)
優勝し喜びを爆発させる吉田祐也(撮影・高部洋祐)
スタートを切る選手ら=平和台陸上競技場(撮影・高部洋祐)
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 「福岡国際マラソン」(6日、平和台陸上競技場発着)

 青学大出身の吉田祐也(23)=GMO=が、自己ベストを大幅に塗り替え、2時間7分5秒で2回目のマラソン挑戦で初優勝した。日本歴代9位に並ぶ記録。なお、新型コロナウイルスの感染拡大により、9カ月ぶりの国内主要マラソンとなった。

 吉田は在学中の今年2月、別府大分毎日マラソンで初マラソンとしては日本歴代2位となる2時間8分30秒をマークしていた。

 この日は、序盤から上々のペースで流れた。27キロ過ぎから、キンゴリ(ひらまつ病院)、藤本拓(トヨタ自動車)、吉田の3人の先頭争いに。31キロ手前で吉田がペースを上げて、藤本らを突き放すとそのまま独走した。

 吉田は大学卒業後、競技を引退する意向を固めていたが、1月の箱根駅伝、2月のマラソンでの好走で周囲からの勧めもあり翻意。内定をもらっていたブルボンに丁重に断りを入れ、GMOでの競技続行を選択した。

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