2度目も快走の吉田祐也に瀬古リーダーも舌巻く「ジンクス覆した。大したもの」
「福岡国際マラソン」(6日、平和台陸上競技場発着)
青学大出身の吉田祐也(23)=GMO=が、自己ベストを大幅に塗り替え、2時間7分5秒で2回目のマラソン挑戦で初優勝した。日本歴代9位に並ぶ記録に日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーが舌を巻いた。
新型コロナウイルスの感染拡大により、9カ月ぶりの国内主要マラソンに現れた期待の星に「終盤に競争相手がいれば、まだまだ伸びると確信した」と、伸びしろも見いだしていた。
初マラソン日本歴代2位を出した2月の別府大分毎日マラソンに続く好走。「(別大の時に)厳しく『マラソンをなめるんじゃないよ』と言ったら、『なめてません』と返してきていた。なめてなかったね。有言実行だ。1回目が上手くいくと、2回目上手くいかないことが多い。ジンクスを覆した。大したもの」と、褒めちぎった。