相撲の第69回全日本選手権は6日、東京・両国国技館で行われ、19歳の花田秀虎(日体大)が決勝で山口怜央(近大)を押し出して初優勝し、アマチュア横綱に輝いた。大学1年での制覇は高校3年から2連覇した日大の久嶋啓太(大相撲の元幕内久島海=故人)以来36年ぶり2人目の快挙。
日体大勢では2002年の大西雅継(元関脇嘉風=現中村親方)以来の優勝。花田は準決勝で松園大成(日体大)を突き落とした。3位は松園と川渕一意(日大)。
昨年覇者の谷岡倖志郎(大阪府)と学生横綱のプレブスレン・デルゲルバヤル(日体大)は初戦で姿を消した。