「東洋の魔女」井戸川絹子さん死去 64年東京五輪バレー金に貢献

 1964年東京五輪のバレーボール女子で金メダルを獲得し「東洋の魔女」と呼ばれた日本代表でエースアタッカーだった井戸川絹子(いどがわ・きぬこ、旧姓谷田=たにだ)さんが4日、脳出血で死去した。81歳。関係者が6日に明らかにした。大阪府出身。葬儀・告別式は家族葬で行われた。

 大阪・四天王寺高、日紡貝塚で中心選手としてプレー。厳しい指導で知られた故大松博文監督が率いた五輪代表チームでは、当時としては長身の168センチの体格を生かして攻撃の中核を担った。

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