入江陵介が3連覇 21年までで「引退するか100メートルだけ続けるか考えたい」
「競泳・日本選手権」(6日、東京アクアティクスセンター)
男子200メートル背泳ぎは入江陵介(30)=イトマン東進=が1分55秒55で優勝した。
入江が圧巻の泳ぎで3連覇を達成した。想定される五輪の派遣標準記録を大きく上回る好タイムで2位に2秒58の大差をつけ「来年の4月にぴったり合わせたときにいいタイムが出せると自信を持って臨める」と納得の表情を浮かべた。
30歳を迎えてもなお男子背泳ぎをけん引するが、東京五輪がある21年までで体力的に厳しい200メートルから身を引く意向を明かした。「引退するか、100メートルだけ続けるか考えたい」と話し、「負けたくはないが、もっとぐっと出てくる選手がいないと駄目」と若手の奮起を促した。