バレー・セリエAでプレーの石川祐希が新型コロナ感染 容態は安定 自宅療養中
バレーボール男子日本代表のエースで、今季はイタリア・セリエAのミラノでプレーする石川祐希(24)が9日、新型コロナウイルスに感染したことが分かった。マネジメント会社が発表した。
発表によると石川は現地時間7日に、イタリアバレーボール連盟から義務づけられている新型コロナウイルス感染症の検査をミラノで受け、翌8日に石川を含む選手2人の陽性が確認された。現在、石川の容態は安定しており、イタリア政府保健当局、医療機関の指導の下、所属クラブの方針に従い、すでに自宅での療養ならびに経過観察に入っている。
イタリアでは第2波、第3波により新規感染者数、死者数とも深刻な状態が続いている。同クラブは感染症対策を徹底、石川自身もチームの指導に従い、自ら感染予防に努め、必要最低限の活動に控えていた。それだけに今回の陽性反応に、同マネジメント会社は「大変驚き悔しい思いを致しております」と、本人の思いを代弁した。そして「まずは1日でも早く、皆様に再びプレーをお見せできるよう治療に専念し、弊社といたしましても、本人の回復に最大限のサポートをして参ります」と、つづった。