ＮＢＡクリッパーズは１０日（日本時間１１日）、ＳＧ／Ｆのポール・ジョージ（３０）と複数年の契約延長に合意したと発表した。期間や総額は公表しなかったが、米スポーツ専門局ＥＳＰＮ電子版によると、すでに今季は年俸３５４０万ドル（約３６億８０００万円）で合意しており、２１－２２年シーズンからマックス契約の４年１億９０００万ドル（約１９７億６０００万円）となり、今後５年で２億２６００万ドル（約２３５億円）が保証されると伝えた。

　ジョージは１０年ドラフトでペイサーズから１巡目、全体１０番目指名。１７年オフにサンダーへ、１９年オフにクリッパーズへトレードで移籍した。ＮＢＡ９シーズンの通算成績は６５２試合、１試合平均２１・５得点、６・９リバウンド、３・６アシスト、１・９スティール。球宴６回。

　クリッパーズ移籍１年目の昨季は２６・２得点、自己ベストの４・７アシスト＆３点シュート成功率４１・２％をマークし、チームの西カンファレンス２位に大きく貢献。レナードとのリーグ屈指のディオで優勝候補にも挙げられたが、プレーオフ・西カンファレンス準決勝でナゲッツに３勝４敗で敗れた。