柔道最終決戦 死闘の影響でまさかのテレビ中継打ち切り 放送時間終了

 「柔道・男子66キロ級東京五輪代表決定戦」(13日、講道館)

 日本柔道史上初めてとなったワンマッチでの五輪代表決定戦、丸山城志郎と阿部一二三との戦いは延長戦にもつれ込む死闘となった。

 4分の本戦で決着つかず、延長へ。そして延長16分42秒が経過したところの午後5時15分を過ぎ、実況アナウンサーが「大変、申し訳ありません。我々の想像をはるかに超える死闘となっています」と伝え、息をのむ緊迫の戦いはまさかのテレビ中継が打ち切りの事態となった。試合はインターネット配信などで放送が継続された。

 戦いは24分超の死闘の末、最後は阿部が競り勝ち、東京五輪切符をつかんだ。

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