「ラグビー・全国大学選手権、流通経大１９－１９筑波大」（１３日、花園ラグビー場）

　３回戦３試合を行い、２０１５年Ｗ杯日本代表で今年就任した伊藤鐘史監督（４０）率いる京産大（関西３位）は慶大（関東対抗戦３位）に１４－４７で完敗した。流通経大（関東リーグ戦２位）と筑波大（関東対抗戦５位）は１９－１９で勝負がつかず、規定により抽選で流通経大が準々決勝に進出。

　激闘の末に１９－１９と８０分間では決着がつかなかった。トライ、ゴール数も同数だったため規定により大学選手権史上３回目となった抽選の結果、準々決勝進出を決めた。普段から練習試合も行ってきたという相手との“茨城ダービー”で、最後に自らの手で勝利を引き当てたフランカー坂本主将（４年）は「抽選でもうれしかった。筑波の思いも背負って戦いたい」と次戦の天理戦での勝利を誓った。