八村塁「強くなってきてる」3P3本成功 チーム最多18得点に手応え

八村塁(9日撮影)
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 「プレシーズンゲーム、ネッツ119-114ウィザーズ」(13日、ブルックリン)

 NBA、ウィザーズの八村塁はネッツとのプレシーズンゲームにスタメンで出場し、23分のプレーで両軍最多タイの18得点、4リバウンドを記録。チームは敗れたが、課題のスリーポイントを3本成功させるなど、成長のあとが見えた。ネッツの主力でウォリアーズ時代の19年6月のファイナルで右アキレス腱断裂の重傷を負った元MVPのケビン・デュラントは1年半ぶりの実戦復帰で15得点をマークした。

 昨季チーム得点王のビールと新加入のウェストブルックが休養で欠場した今季初の実戦。試合後の八村は開口一番、「よかったですね」と明るい声。前半は6得点と静かなスタートだったが、第3クォーターだけでスリーポイントを3本すべて成功させるなどして12得点をマークし、34-22で相手を圧倒。「まだチーム全体で試合はできていなかったですけど、僕、TB(センターのブライアント)、トロイ(ガードのブラウン)が中心になってチームを引っ張った。3クォーターの出だしがすごいよかったので、そこは最初からできるようにやっていきたい」。同じパワーフォワードで得点王4回、MVP1回のデュラントとのマッチアップには「小さいころから見ていた選手とこういうふうにできるのはいいですね」と喜びを口にした。

 この日は課題もしっかり克服した。スリーポイントには「オフシーズンにずっと練習してきたところだったので、そこは躊躇しないでどんどん打っていきました」。トレーニングで5キロの体重を増やした肉体を生かしたインサイドのプレーも披露。「強くなってるなって感じましたし、(体の)使い方も少しずつよくなってきてるのと思うので、そこは続けていきたいなと思います」と話した。

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