朝乃山 カド番の初場所へ「相撲の感覚、動作を戻したい」

若い衆と相撲を取る朝乃山(代表撮影)
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 右肩負傷で大相撲11月場所を途中休場した大関朝乃山(26)=高砂=が14日、都内の部屋で幕下力士と20番相撲を取って調整した。立ち合い、しっかり当たって押し出しや右四つに組み止めて寄り切りなど手応え上々。

 「休み明けというのもあって、(調子も)ぼちぼちなので。ここから相撲を取っていって、(18日からの)合同稽古に行きたい。当たって前出る相撲なので、出足とか。組まれてから攻められるとこがあったので、自分から攻めていきたい」と、語った。

 合同稽古に向け、右肩の不安も徐々に解消。「まあ徐々に痛みも慣れてきました。大丈夫だと思います」と、力を込めた。

 初の休場で来年初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)は初のカド番を迎える。「1カ月くらい空いていたので、1日でも早く相撲の感覚、動作を戻したいですし、戻さないと相撲は取れない。戻していけば相撲を取っていく中で、流れも自分自身の体が思い出してきて、取れると思う」と新年場所を見据えた。

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