ラグビーW杯 日本と同組のイングランドは非常に洗練、アルゼンチンは堅守持ち味

 ラグビーの2023年ワールドカップW杯フランス大会の1次リーグ組み合わせ抽選会が14日、パリで行われ、2019年の日本大会で史上初の8強入りを果たした世界ランキング10位の日本は同2位のイングランド、同8位のアルゼンチン、オセアニア予選勝者、米大陸第2代表と同じD組に入った。

 「ラグビーの母国」イングランドは19年大会準優勝で、最新の世界ランキングで2位に入っている強豪中の強豪だ。2003年大会を制し、北半球勢で唯一、優勝経験を持つ。2020年も欧州6カ国対抗とオータムネーションズ・カップの2冠を達成している。

 W杯での日本との対戦は1987年の第1回大会のみで、60-7と大勝。通算でも9戦負けなしと圧倒している。日本とは今年7月にテストマッチを2試合行う予定だったが、コロナ禍で中止に。テストマッチ決定時に「非常に洗練されたチーム」と評したのは、日本協会の岩渕健輔専務理事(44)。安定した強さを誇る難敵だ。

 世界ランキング8位のアルゼンチンも手ごわい。19年大会は1次リーグで敗退したが、今年の南半球4カ国対抗ではニュージーランドから歴史的勝利を挙げた。屈強なFWと堅守が持ち味だ。

 オセアニア予選勝者はサモアとトンガが争っており、米大陸第2代表は北米、南米各大会の2位同士の勝者と、第1代表を逃したチームが対戦して決定する。

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