東京五輪「聖火リレー」21年3・25スタート 延期前と同じルートで

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は15日、新型コロナウイルスの影響で延期された五輪の聖火リレーについて、延期前と同じ47都道府県の859市区町村を121日間かけて回るルートの概要を発表した。

 聖火リレーは当初の計画より1日前倒しとなり、2021年3月25日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」をスタートする。政府は沿道に観客が殺到し、密になるのを避けるため、芸能人らの参加見送りを検討している。約1万人のランナーは維持する方針で、延期に伴って参加できない場合は、補欠の候補を充てる方針だ。

 詳細なルートについては組織委が2月中旬ごろに発表する。コロナ対策として、近いうちに各都道府県の実行委員会にガイドラインを示す。

 聖火リレーのスタート100日前にあたる都内での発表会には、1964年東京五輪で聖火ランナーを務めた遠藤良宏氏(75)らがリモートで参加。遠藤氏は「私の心の財産と今でも思っている」と当時を振り返っていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス