箱根駅伝・中大 目標は3位以上 スーパールーキー吉居は「どの区間でも区間賞」狙う
2枚
来年1月2日、3日に行われる第97回東京箱根間往復大学駅伝に出場する中大が17日、東京都八王子市にある同大学の多摩キャンパスで会見を行った。
箱根駅伝14回の優勝を誇る名門校だが、近年はシード権を獲得できず、低迷が続いている。就任5年目の藤原正和監督(39)は「就任当初から学生らしく戦えるチームを目指そうと、生活、練習で当たり前を徹底できるようやってきた。当たり前のレベルが上がってきて上を目指せる状況」と3位以上の目標を掲げ、古豪復活を図る。
藤原監督自身が「4本柱」と期待を寄せるのが森凪也(3年)、三浦拓朗(3年)、千守倫央(2年)、吉居大和(1年)だ。箱根予選会でチームトップのタイムで2位通過に貢献し、5000メートルU20日本記録保持者の吉居は「どの区間でも区間賞、ラストでも勝ちきれる走りができるよう頑張っていきたい」と拳を握った。