小池知事 東京五輪・パラリンピック開催への決意強調「引き続き精力的に」

 東京五輪・パラリンピックに向けたシンポジウムが18日、都内で開催された。全国の地方議会議員および地方自治体職員などを対象にしたもので、小池百合子東京都知事、東京大会組織委員会の小谷実可子スポーツディレクターらが参加した。

 17日には全国で過去最多の3211人、東京でも過去最多となる822人の新型コロナウイルス新規感染者が確認されるなど、感染拡大に歯止めがかかっていない。大会開催への影響が懸念される中、小池都知事は冒頭のあいさつで「アスリートの皆さん、観客、ボランティア、誰もが安全・安心に参加できる大会の実現に向けて、引き続き精力的に取り組んでいく」と、あらためて開催に向けた決意を表明した。

 また、世界的に大流行したスペイン風邪の後に開かれた1920年のアントワープ五輪(ベルギー)を引き合いに訴えた。「危機の後の連帯と復興の象徴となった。それから100年、プラスワンとなる2021年、東京大会も人類が一丸となってコロナに打ち勝った証しとして、そして復興五輪・パラリンピックを実現するために、国、組織委員会、JOC(日本オリンピック委員会)、JPC(日本パラリンピック委員会)、そして全国の皆さまとプラスワンの日々を積み重ねて、大会を成功に導いていきましょう。スポーツの持つ力を通じて、日本中を元気にしていきたい。ともに頑張ってまいりましょう」と呼びかけた。

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