女子レスリング・尾崎野乃香が初出場で初V 五輪で「代表になって優勝したい」
「レスリング・全日本選手権」(18日、駒沢体育館)
計8階級が行われ、女子62キロ級は17歳の尾崎野乃香(エリートアカデミー)が初出場で初制覇し、同76キロ級は鏡優翔(19)=東洋大=が最重量級では初優勝(通算2度目)となった。
女子はパリ五輪世代が快進撃だ。62キロ級は18年ユース五輪金メダルの大器、尾崎が初優勝。長い手足を生かした攻撃でライバルを撃破し「練習したことを出せた。(パリ五輪は)絶対出たい」と自信をつけた。76キロ級は19歳・鏡が制覇。東京五輪代表争いでは68キロ級にも挑戦したが、本来の最重量級で日本一に輝き、「五輪で(日本勢が)金メダルを獲ってない階級なので、代表になって優勝したい」と青写真を描いた。