ジェイテクトが初優勝 エース西田が攻守で37得点「勝ちきれるチームを見せられた」
「バレーボール・天皇杯・皇后杯全日本選手権」(20日、大田区総合体育館)
男子決勝が行われ、昨季のVリーグを制したジェイテクトがパナソニックを3-1で破り、初優勝を果たした。今大会は新型コロナの影響で準決勝まで無観客となったが、決勝は有観客で実施された。
昨季リーグ決勝でも対戦した強豪相手に、王者の意地を見せつけた。日本代表で活躍し、現在リーグ1位の得点数を稼ぐ西田有志(20)が攻守で37得点と大暴れ。初の天皇杯のタイトルを手にし、「ファンの皆さんを入れてできたことに感謝しているし、その中で優勝できたこともうれしい」と喜んだ。
激戦を制し、西田は「勝ちきれるチームというのをしっかりと見せられた。チームとしても個人としても収穫があった」と納得。年内最後の試合を最高の形で締めくくった。