バスケ高校生の祭典ウインターカップ コロナで3チームが無念の欠場
日本バスケットボール協会は21日、「ウインターカップ2020 全国高校バスケットボール選手権」に出場予定だった男子の市立船橋高(千葉)、土浦日大(茨城)、女子の土浦日大(茨城)の3チームについて、新型コロナウイルスの陽性者が出たため、欠場することが決まったと発表した。
日本協会は当該校と調整してきたが、新型コロナウイルス感染症は心肺機能にも影響があるとされており、出場チーム向けの「ガイドライン」でも感染者については「段階的な復帰が必要」と定めている。当該校では多数の感染が確認されており、保健所から感染防止のための隔離要請期間が満了となるのが、大会開幕直前であることや隔離期間が大会期間と重複することを考慮し、当該校に出場辞退勧告を行い、当該校も受けいれた。
繰り上げ出場措置は行わず、大会参加記録は「参加」として扱われ、連続出場などの記録は継続となる。