全国高校バスケ・桜花学園が146得点で圧勝 最多得点記録を更新 116点の大差
「バスケットボール・全国高校選手権」(23日、東京体育館など)
女子1回戦が行われ、2連覇を狙う桜花学園(愛知)は松徳学院(島根)を146-30で下し、初戦を突破した。同校が16年の倉吉北(鳥取)戦で記録した139点の最多得点を更新し、昨年王者の貫禄を見せつけた。
素早いパス回しで次々とシュートを決めると、守備では堅実にボールを奪い、第2Q終了時点で75-20。第3Qからは主力を温存するため選手をがらっと入れ替えたが勢いは止まらず、驚異の116点差で大勝した。
今年は新型コロナの影響で総体、国体が中止。今年初の全国大会にも江村優有主将(3年)は「今年1年、このウィンターカップに向けてしっかりと練習をつんできた。練習したことを出し切るだけなので緊張はしませんでした」とコメントした。
圧倒的な強さで2回戦に駒を進めたが、「井上先生から試合途中で150点という目標が出されて、それが達成出来なかったのはディフェンスでの甘さが出ていた」と江村。「そこを修正して次の試合にのぞみたいです」と2連覇に向けさらに気を引き締めた。